BM情報ランド推進協議会は、2010年4月23日に第15回目の勉強会となる「JALアカデミーが送る!!クリーンクルー向け基礎講座」をJALアカデミー(東京都渋谷区千駄ヶ谷)で開催しました。
ビルメンテナンスのクリーンクルーは、建物の中で勤務し、清掃作業に従事しているため、建物の利用者である「お客様」と日々、接する立場にあります。従って、クリーンクルーは、企業の最前線にいる営業マンであるといっても過言ではありません。そのクリーンクルーの挨拶や態度等、ビジネスマナーのスキルアップを目的とし開催したのが今回の勉強会です。当日はクリーンクルーの他に、総務担当の方や、管理職の方など、幅広い職種の方にご参加をいただきました。
今回の講師、元JAL客室乗務員の川崎美紀先生は、とてもハキハキした明るい方で「JALであっても、クリーンクルーであっても、お客様と接するという点において何ら違いはありません」と前置きし、「挨拶・表情・身だしなみ・言葉遣い・態度」のビジネスマナーにおける基本5項目について、実演を交えて分かりやすく説明をしていただきました。
発声の練習や敬語の使い方を実際に行ってみると、自分では出来ると思っていても、なかなか難しく、苦笑する参加者も多々見受けられましたが、隣の人と、挨拶の練習や、話し方の練習を行い、良い勉強になったようです。時間が経過するに連れ、参加者の方から積極的に質問が出るようになり、「実際にモップを持ちながらお客様に場所を聞かれたときの指し示しや、ご案内はどのようにしたらよいのか」など具体的な対応方法について話し合いをしました。
川崎先生のお話しの中で、煉瓦の話がとても印象に残りました。その話は、煉瓦を積んでいる人に対し、「何をしているのですか」と問うたところ様々な回答があったというものです。まず、「煉瓦を積んでいる」と答える人。次に「煉瓦を積んで建物を造っている」と答える人。最後に「人々を幸せにする仕事をしている」と答えた人。このように同じ作業をしていても、人によって意識が違うという話でした。ビルメンテナンスの清掃業務に置き換えてみても、ただ床を掃除していると考えるのか、建物で生活や仕事をしている人が快適に過ごし、幸せになるための仕事をしていると考えるのでは、心掛けが全く違います。もちろん後者のような考えを持って仕事をし、お客様と接してほしいとお話しされました。
勉強会が終了した際、参加者の方にアンケートをさせていただきました。参加者全員から、「今後の業務に役立つ」と回答をいただき、事務局としましては、大変嬉しく思っております。また、アンケートにご記入いただいた感想を以下の通り一部を紹介させていただきます。
<アンケートの回答>
Q.今回の勉強会はどのような点が役立つと感じましたか?
●お客様から言われた言葉にどう返せばよいか分からなかったことが多かったのですが、今回の勉強会でコミュニケーションの幅が広がりました。
●挨拶、マナーの重要性等、自分で考えている以上に大切であると再認識させられた。内容もビルメンに具体的なものでよかったです。
●言葉遣いや、お客様をご案内するときの作法など、普段なかなか経験できない講義を受けることができて良い勉強になりました。新しい発見が多々ありました。
●講師、川崎美紀さんの言葉遣いがとてもきれいでした。少しずつまねできればと思います。
●挨拶に関して、普段きちんと出来ているつもりでしたが、まだまだ、知らないことがたくさんありました。現場で同僚に広めていきたいです。又、スタッフへの指導に役立つと思いました。
本勉強会は、今後も皆様のご要望をいただければ継続して開催をして参りたいと考えております。是非事務局まで、ご意見ご感想を賜れば幸いに存じます。
最後になりますが、今回ご参加いただいた皆様には、今回の勉強会で学んだことを生かしてお仕事をしていただければと思います。ご参加を賜り誠にありがとうございました。